平成20年度「先輩の授業を受けよう!」関連記事


平成20年9月13日「先輩の授業を受けよう!」講座一覧
講座 講師 紹介 テーマ
1 高津和彦 スピーチインストラクター 話し方で人を引きつけよう!
2 大嶋明 建築家 これからのあるべき暮し
3 川口真理子 ソ−シャルワーカー ソーシャルワーカーって何するひと?
4 美濃部五三男 獣医師 「人と動物の絆」とは?
5 豊蔵玄 朝日放送ニュース情報センター 13歳のハローワーク・TV業界を目指す君たちへ
西良美和 カメラマン
関根友実 フリーアナウンサー
6 金馬由佳 ミーツ・リージョナル編集長 雑誌を作ってみよう!
7 八尾哲史 岐阜県立森林アカデミー教員 「ひとりの意見」と「みんなの意見」、どっちが正しい?
8 前田憲 ドラマー ミュージシャンってどんな生き物?
9 日下部大次郎 「BJリーグ」運営 スポーツで夢を追いかける人々
10 中塚華奈 NPO食と農の研究所理事 食と農をデザインしよう
11 岡本功 ひかりのくに取締役 絵本の出来るまで
12 梅村聡 参議院議員・医師 いのちの現場から国会へ
13 上田健介 近畿大学法科大学院准教授 法律学・法律家・司法改革
14 森本創世子 大阪大学大学院生 自分の免疫力で癌を治す!
15 中西良介 豊中市立寺内小学校教諭 目指せGTN(グレート・ティーチャー・ナカセン)
16 青柳万美 NHK高松放送局キャスター 「アナウンサー」って・・・?
橋詰絢子 NHK青森放送局ニュースディレクター
17 鋤納麻衣子 競技かるた6段 勝負を支える力とは?

スペースの都合上、職業およびテーマは一部省略いたしました。

講師のみなさんと

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参加された方から

30期 東野佳名子さん

『先輩の授業を受けよう』も はや7回目! 朝からの雨も上がり、清々しい秋晴れのもと「先輩の授業を受けよう」が、平成20年9月13日午後2時から、在校生全員を対象にPTAにも公開され実施されました。「先輩の授業を受けよう」は、50周年の時に企画され、回を重ねて今年で7回目となるものです。今年からは、皐城会も後援させていただくことになりました。 今回は、各方面でご活躍の19期生から50期生までの講師の方々20人による17講座が開催されました。在校生は、学年に縛られず希望の講座を聴講するので、普段の授業とは違い少し緊張した面持ちの生徒たちも見受けられました。1年生には、附中の伝統の力を知る良い機会にもなるでしょうし、3年生には、将来のことを考え始める良い機会になると感じました。 この素晴らしい授業を末永く続けていくためにも、講師としてのご協力をよろしくお願い申し上げます。


49期 青柳万美さん(16講座講師)

 NHK高松放送局(香川県)で夕方のニュースキャスターをしています。49期生 青柳万美です。この「先輩の授業を受けよう」は私が在学していた頃に始まった企画です。まさか私が話す立場になろうとは当時は思ってもいませんでした。(多方面で活躍する先輩方と共に並んで恐れ多い・・・)久しぶりの母校は変わったところもありつつ、校舎内に流れるおおらかな雰囲気は変わらず懐かしかったです。さて、授業。映像制作の仕事をしている1期上の橋詰絢子先輩とともに90分弱話しました。画面からわからないアナウンサーという仕事についてと、この仕事に就くことができ頑張れている恩師との出会いなどを話しました。二人共に強調したのは「好きだと思うことをなんでもやってみる」ということです。中高で好きだと思ったことは何でもやってきて、(それしか出来ませんでしたが)それが今の仕事につながっています。私自身の中高生時代を今回の授業で振り返ることが出来ました。当時はあがいたり悩んだりしていましたが、それらも含めて非常に恵まれた環境で過ごすことができたと感じました。今の生徒の皆さんには、自由・自主・自立を大切にする環境を精一杯活かしてほしいと思います。


35期 前田 憲さん(8講座講師)

 今回初めて、「先輩の授業を受けよう」を担当させていただきました。「出来るかな~??」と、最初はドキドキでしたが、タイトルもちょっとやわらかくして、内容も「打楽器で遊んだらいいや」と言うことで、楽しむこと中心に臨みました。生徒さんは皆、本当にいい子達で、逆に僕自身が「素直な心の大切さ」を教えられたような気がしてなりません。また、業界用語や、ミュージシャンの生態等、ちょっとキワドイおはなしも予定していたのですが、あまりにもみんな上品だったので、今回は見送り~おかげ様で「まじめなお話」中心にまとめることが出来ました。

以下、生徒さんへのメッセージを、この感想文に変えさせていただきたいと思います。どうかご容赦ください。。。

「皆さん、先日はありがとうございました!一緒に合奏できて、とても楽しかったです♪ 皆さんは、僕が『自分の音を聴いて!』といえばちゃんと聴き、『人の音を聴いて!』といえば、自然に周囲の音を聴き、『自分の音も、人の音も聴いて!』といえば、両方ちゃんと聴いて演奏できていました。そして、そのときのアンサンブルは本当にステキなものでした。そして何よりも、いい意味で肩の力が抜け、音がとても若々しく、思わず僕もうれしくなってしまいました。素直な心と、音楽家としての素質、能力を持っていることに、ワクワクです♪ 音楽家になる人も、別の道を歩む人も、きっといい仕事ができ、前向きな人生が送れると思います! またお会いできることを、本当に楽しみにしています。」

私自身、このような形で、微力ながら母校のお役に立てたこと、大変うれしく、光栄に思っております。また、先生方、ご父兄の皆様、そして先生として来られたOBの皆様、本当にありがとうございました。

ビーツ・アップ 前田憲